菅野修子(Kanno Nobuko)
札幌市出身 1983年生まれ
米国オレゴン州ポートランド在住
海外在住歴20年以上
高校卒業後、18歳で渡米し、オレゴン州ポートランドに留学。州立大学ではコミュニケーションを専攻し、卒業後は台湾に移住して日本語教師として働きながら語学学校に通う。その後香港に転居し、流通会社で営業職に従事。その後、シンガポールで不動産のライセンスを取得し、エージェントとしての経験を積みました。計7年間ほどアジアで過ごした後、2014年に長女が生まれたことをきっかけに、再びポートランドに戻る。
私のストーリー
3人姉妹の末っ子として生まれ、姉たちにはみっ子にされ、馬鹿にされる対象にされ、小さな頃から同等になろうと意見を主張しても理解されず、悔しさと悲しみを抱えてた。同級生に話をしても、他の事をしながら話を聴いていたり、聴いているようにみえても、実際に何も聴いていなかったり。そうした時、『私の話はつまらないのかな』と悲嘆にくれることがしばしばあった。
これらの経験が積み重なり、誰も自分を話を聴いてくれないと思い込み、徐々に自分の意見や気持ちを発言することを控えるようになっていった。本当の自分は、末っ子のかまってちゃんで、『私の話を聴いてほしい』と心の中で常に願っていた。しかし、その結果、心に秘めた感情が溜まり、凝り固まった状態になり、見かけ上は友達が多いものの、本音を打ち明けられる仲間がおらず、孤独を感じるようになった。
自分とは異なる役割を演じ続け、大人になるにつれて本当の自分を見失っていき、『本当の自分ってなに』、『自分は何を望んでいるの』と迷走し、本当の自分を探すために、外に矢印を向け、問いかけ続けている間、ずっと空回りな人生を送っている気がした。周りと比べ、『自分には何で出来ないんだ』と自分を責め続けてきた。
この経験の痛みが、人の話に真剣に耳を傾ける大切さを教えてくれたことに感謝し、共感しながら相手の気持ちに寄り添うことが、私自身のかけがえのないギフトへと変わっていった。さらに、人それぞれが抱える人生のストーリーに深い興味を抱き、話を聴く中で、この世に生きるすべての人が、独自のストーリーを通して磨いていくかけがえのない、他にはない美しいギフトを持っていることを実感。
そのおかげで、私は人々に提供できる特別な使命を見つけました。それは、自分と他と繋がって、安心で安全、ジャッジフリーな空間で共感し合う場所を作り出すこと。そしてより多くの方が自分の最大の可能性に気づく手助けを力強く応援サポートしていくこと。すべての方が内に持つ本質的な内なる光を信じ、その光に繋がる手助けをすることが私の役割です。私は自分を生きると決めた人の『伴走者』のように心から応援できる存在であると願っている。
誰か一人でも真剣に目を見て、ジャッジすることなく話を聞いてくれる人がいたら、自分の中に今まで溜まっていた感情や大切な物がたくさん出てくる。それをシェアすることで、自分の内なる光と繋がり、想像以上の自分を創造していく。
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